於与岐八幡宮ガイド
神社名:八幡宮
所在地:綾部市於与岐町田和28番地
沿 革:和銅三年(720)年、九州宇佐八幡宮より分霊拝受、一ノ瀬の里に鎮座(伝)。
天文十九(1550)年、洪水のため神輿流出。一ノ瀬より田和に移し正徳五(1715)年再建。
概 略:社殿は六社作り。別に薬師堂。社地約2町四方。
薬師堂に薬師如来、多聞天、持国天の三体を祭る。
夏祭りと大祭がある。
本殿は、昭和六十(1985)年京都府有形文化財として登録。
大祭の祭礼は昭和五十九年京都府無形文化財として登録。
境内に祀る八支社
1、大神宮社(祭神:大日霊命)
2、三柱神社( 〃 :宇津彦命)
3、一宮神社( 〃 :伊邪那美命)
4、二宮神社( 〃 :大己貴命)
5、稲荷神社( 〃 :供食命)
6、春日神社( 〃 :天児屋根命)
7、聖 神社( 〃 :聖命)
8、日吉神社( 〃 :大山命)
参 考(「広辞苑」より)
宇佐神宮:大分県宇佐市南宇佐にある元官幣大社。祭神は、応神天皇・比売神(ひめがみ)・神功皇后。全国八幡宮の総本社。
薬師如来:薬師経に説く東方の浄瑠璃世界の教主。菩薩であったとき、十二の大願を発して成就し、衆生の病苦を救い、無明の痼疾(こしつ)を癒すという如来。日光・月光(がっこう)菩薩を脇侍として三尊をなし、十二神将を眷属(けんぞく)とする。朝観音・夕薬師といわれるほど庶民に信仰された。
多聞天:毘沙門天の別称。四天王の一つとする場合はこの名称を用いる。
持国天:四天王の一つ。須弥山の中腹東方に住し、東方世界を守護するという。甲冑を着けた憤怒の武将形に表され、刀・宝珠などを持つ。